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あなたに綴る。とあるブログの黙示録

 

WebメディアのマネタイズでPV数を追う時代は終わる

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キュレーションメィアの台頭

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www.katsushin.com

かつしんさんのキュレーションメディアに対する言及記事を読ませて頂きました

元々お持ちになっていた160万PVのサイトが70万PVまで落ち込んだという記事に関する続きになっている記事なのですが、MERYをはじめとするキュレーションメディアが近年台頭していく中で、PV数の稼ぎ頭でもあった記事がキュレーションメディアの記事にPV数を食われ低迷気味である事、またキュレーションメディアが画像の転用は元より記事の内容や構成のパクリなどをしている事に対する怒りについても書かれていました

キュレーターによるキュレーションとその先

元々キュレーションというのはインターネット上の多くの情報の中から目的にあわせた情報を人手で取捨選択し繋ぎ合わせて新しい価値を生み出す事だそうで、その情報を取捨選択し自分なりのフィルターを通して発信する人をキュレーターと言うそうです

そんな中でインタネット上でのキュレーションというのはgoogle検索上での情報を元に行われる場合も多く、この場合にはかつしんさんのサイトAが1次情報であったのにも関わらず、どこぞのキュレーターとかいう人が勝手に画像を転載したり、内容を少し変えてリライトした上でインターネット上に公開しているのではと推察されます

基本的にはオリジナルの記事が一番評価されて当然なのですが、今の検索上の順位を決める材料としてSNSでのシェア数や良質な被リンクによる流入なども検索順位上の影響を与える為に、どのタイミングで投稿したのか(その話題が盛り上がっている時)、どのサイトで投稿されたのか(facebookやtwitterのフォロワー数など)によってもその評価は前者が上に来るのか、後者が上に来るのかは1次情報が一概に上に来るとは言えません

ここがキュレーションメディアに対する頭の痛い所で、パクられた上に相手が検索上位に来た場合には憤慨したくなってしまう訳です

PV数至上主義による記事の量産

現在のwebメディアの外部からの評価はPV数によって決まります

皆さんはwebメディアの媒体資料とか見た事はありますでしょうか?

このメディアはユニークユーザーがこれくらいの数で、この位のページビュー数毎月見られています

読者はこれくらいの年齢でこういった性別、こういった職業の人達が見ていると考えられますとそんな事が書かれています

やはり広告主に売り込む際にPV数というのはとても大事な物でこれが無いとCMに広告を出している様な、お金を持っている大手のナショナルクライアントから広告枠を受注する事が出来ません、そしてメディア側からも営業を掛ける事が難しくなってしまいます

nanapiの公開されている事業の企画書やクックパッドなどを見ているとナショナルクライアントに売り込む所までメディアを成長させる事が事業の重要な位置づけとなっている事が分かります

その為PV数を稼ぐ為には記事の絶対数が必要となって来る訳です

キュレーションメディアとベンチャーキャピタル

キュレーションメディアをはじめとする多くの新興メディアは外部の資金が入っています、むか〜しからやってて多くのトラフィックを持っている所はマイペースにやっていますが、ガラパイアとかGigazineとか色々ね

新興のメディアはまずこいった方向性で事業をやりたい、もしくは今やっている事業を大きくしたいという場合に自分の企業の株式をベンチャーキャピタルに20%で1000万、2000万などという感じで譲渡します

その資金を元に従業員を雇い事業を加速させる訳ですが基本最初はどこもほぼ赤字スタートです

スタートアップ企業は成長曲線がU字になっていてある地点を越えると爆発的な成長を遂げて行きます

ベンチャーキャピタルはそのwebサイトが成長した段階でスタートアップ企業を大企業にイグジット(どこかの会社に売却)、もしくは株式公開し高値が付いている時点で保有する株式を売却する事で利益を得ます

まあという訳でキュレーションメディアもVCからお金を貰っている訳で、使える資金て言うのは有限なんですよね

nanapiとかはKDDIに売却される前にPV数の踊り場(成長止まり)があったのですが、カテゴリーを分ける事でPV数を増やす事に成功しました

もしPV数がそれ以上伸びなければ担当していたVCはうちだけではもたないかもしれない、その時は他のVCにも協力して資金を追加で入れ直さなければいけないと確か話していたのを見た記憶があります

そういった事もありいかにしてキュレーターのフィルターを通してより良い物を出していくかという考えが成熟する前に、「いかに効率よく」新しい記事を作るのかという所に至ったのではないかと推察されます

 ライター側もまだまだ成熟していなかった事もあり企業によって(4meee!とか)は全ての記事についてコピーコンテンツが無いか人力で確認していたと言う話もあったくらいです

PV数をひたすら求めればキュレーションメディアも消耗戦になる

私も外注で他のサイト上で記事を書いて貰っていた事があるのですが、質の良い記事を書いて貰う、書けるライターを捜すと言うのはかなり難しく、そしてとってもコストが掛かる事です

1PVあたりの収益はクリック型の広告が主体であれば、コストに見合うだけの利益にはそうそうならないので、どこかで突き抜けて特定の分野で突出した人気サイトになる、それによりどこかの大手企業の広告塔の様にでもならない限りは出口(イグジット)に辿り着くまではひたすらPV数と睨み合いを続ける消耗戦になってしまうのではと思います

今後のwebメディアのマネタイズと向かうべき方向性 

webメディアであっても個人のブログであっても利益を第一に考えるのであれば広告主があってはじめてメディアとしての利益が出ると思うのですが

ここでPV数を追っている人が多過ぎるのではという風にも思ってしまうのです

その広告主の商品が買われる(クリック型広告がクリックされる)のはそのユーザーと広告主がより深くマッチングしている時だと思います

それはどんな悩みを持っているユーザーに対してどういう企業の広告を売り込むのかという所だったり、その商品なりを欲しているユーザーがどの程度の規模いるのかであったり 、そういう視点で考えて行くと本質的にはより深くその問題に向かい会う記事が上がって来るのではないかと思います

「おすすめ キュレーションメディア」とか検索すると結構どれも背景白の清潔感漂うちょっとお洒落系、記事の配置とかも似てるんですよね

(最近the bridgeというイケてたIT関連ニュースサイトがキュレーションメディアチックになってたのを知ってまじショックでした)

まあそんな感じでどこかトップのサイトは注目を浴びて、その他のサイトは埋もれて行く(コンテンツが似通って来る事によるドメインやファンの数による評価が全面に出てしまう)、そういうのって今後長い目で検索する困っているユーザーのニーズと向き合う方向性としては違うんじゃないかなと思いました

ビジネスなんで厳しい問題ですが今後はPVよりCV(コンバージョン)の時代になって来るのではないでしょうか

これは個人のブログでも言える事だと思いますが、もしかしたらwebのコンテンツ全体を通してそういった節目に来ているのかもしれません

 

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