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SHIJIN BLOG

あなたに綴る。とあるブログの黙示録

 

人が絵を飾る理由、絵が存在する意味

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人が絵画を描く理由はなんだろうか

ちょうどヒトデくんの友人の絵に関するエントリーを読んでいてふと昔の事を思い出していた

以前私はアルバイトで銀座の建築家がオーナーをしているネットカフェでアルバイトをしていた事があったのだけれど、そのネットカフェでは入ってすぐにラウンジがありのんびりできるソファーとお洒落な雑誌が並んでいるエリアの壁をギャラリーとして週に数万程度で貸していた

 

こんな雰囲気

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落ち着いたラウンジには心の休まる音楽が流れ悠久の時が流れている様な感覚に心が落ち着いて行く、この時間がいつまでも続けばいいのにと

そんな中、藝術大学の油絵を専攻する女学生が絵を飾りに来ていた

私にはこんな数万近くする金額(数万後半)を出しても誰かが絵を買ってくれる訳ではないのになぜ飾るんだろうととても疑問だった

そんな折、同じ時期にアルバイトで入った芸術大学の彫刻科の、当時私が好きだった女の子にその話をした

なんで絵画をお金を払って迄飾るのか

その返事には明確な答えは無かった

だがよく彼女の言った言葉を覚えているんだ

「その絵が観られなくても、その絵が存在する事でその空間は変わるんじゃないかな。ちょっとした違いだけどそれがどこかでその人の心に残るんだと」

私は当時感心して観ていたその絵をもう覚えていない

だがその絵が存在した私の19そこそこの今後の生き方に迷っていたあの頃、その当時に彫刻科の女の子と話した空気感、ひとつの絡んだ糸がほぐれてその絵画のある空気感が私に流れて来た情景はまだ確かに胸の中に残っている

きっと人は絵を描き始めた理由は何か自分の、誰かの存在を残したかったからなんだろう

いつかは誰しもこの世界を離れる、そんな時に残った絵は次の世代の人の目に触れ心を動かす、それはあたかも未来への手紙の様に

未来に生きる誰かがその絵を観た時描いた当初の心の迷いや躍動が残った筆の跡に、その描き手が想い描いた情景に人はまた触れる事が出来るのだ

 

坂本龍一 - Energy Flow

https://www.youtube.com/watch?v=btyhpyJTyXg

 

 

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