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あなたに綴る。とあるブログの黙示録

 

【必読】腰痛の原因と治療方法-3ヶ月以上腰痛の症状で悶え苦しんで調べ尽くした末の考察

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腰痛の原因について

昨年のちょうど今頃の時期、6月からはじめて本格的にライティング(記事書き)を行っていた期間がありました

1サイトに1000記事程文章を詰めたいと思っていたのでひたすら机に向かってライティング、デスクワークの日々が続いていました

1日15時間以上机に向かっている時もあり、それまで不調を訴えた事の無かった体にだんだんと異変を感じはじめていたのです

 

3時間くらい机に向かって疲れたらそのまま床で寝る、床にはカーペットの様な物がはじめから引いてあるので疲れ果てた筆者はごろんと横になって、仮眠してはまた起きてPCに向い、また起きてはPCに向いそんな生活をしていました

夏は床にごろ寝が気持ちいい、、

でも、、そしたらまあやっちまったんですよ腰を

 

自分はスポーツをやっている時に比較的体の大きい人が腰痛を患ってしまう場面や、仕事で顔を合わせる機会があった運送会社の人が重い荷物を運んでいる時に腰をやってしまうのは見た事があったけれどまさか自分がなるとは思ってなかったんですよね

 

いま思うと慢心の部分もあって、デスクワークをする時間が増えて尾てい骨が椅子に当たる様な感覚とかも感じていたんですが、それを振り切っていまやらなくちゃいけない仕事をやらなければ!って感じで見てみぬ振りをしていたんです

 

そしたら腰の違和感という痛みを感じはじめた1ヶ月後くらいに「ガチの腰痛」もしくは「慢性の腰痛」になってしまいました

腰って文字に要っていうのが入る様にどんな動作をする時にでも必ず自分の動作で必要になってくる部位なんです

 

前屈みになるのも寝っ転がるのにも普段は気付かないですが腰は使っています

特に「椅子に座る」という動作が絶望的に「無理!」って感じでした

もう痛くて痛くて座れないんですよ

 

まだ腰痛になった事の無い方は自分は関係ないなと思ってしまうかもしれませんが、その後腰痛を解決する為に調べ回った所

 

日本人の80〜90%程度の人は人生の中でほぼ何らかの形で腰痛を経験をするという文献を見掛けて驚くと共に、「85%の腰痛の原因は分からない」という事実に驚愕しました

というより絶望に近いです

 

こんな状態がこれから一生続くのかと思った時の気持ちって言うのはちょっと言葉では言い表せませんでした

 

腰痛(ようつう, Low back pain)とは、腰に痛み、炎症などを感じる状態を指す一般的な語句。

腰痛はその期間によって、急性(6週間まで)、亜急性(6-12週間)、慢性(12週間以上)に分類される。

大部分の腰痛はたいてい発症から数週間以内には改善され、40-90%のケースでは6週間後までに完全に改善される。

任意の時点にて、人口の9-12%(63,200万人)が腰痛を抱えており、またおおよそ25%の人々が過去1ヶ月以内に腰痛を経験している。

およそ40%の人々は人生に一度は腰痛を経験するとされ、この割合は先進国においては80%まで上昇する。男女差は見られない。

発症が始まるのは、おおよそ20-40歳頃とされている。

腰痛を最も抱えている年代は40-80歳であり、年齢が高くなるほど高率である。

引用 : 腰痛 - Wikipedia

 

ただその「腰痛の原因は判明していない」という部分についても大きな理由があって、腰痛というのは腰椎を傷付けて起こってしまうという風なイメージ、もしくはヘルニアを発症する事によって起こるイメージがあるのではないかと思います

 

そこには大きな落とし穴が存在していて、腰痛には体のあらゆる要素が起因しているが故に「原因が分からない」という状況にある事を突き止めました

 

自分が調べ上げたすべての事、やったすべての事を書き記したいと思いますので

自分自身が腰痛に本当に苦しめられている、家族で旦那さんや奥様、友人が腰痛で困っているという方がいましたら参考にして貰えたらと思います

 

そもそもなぜ人間は腰痛を起こしてしまうのか

腰痛って人間が生きている中で80%〜90%程度の人が一生のうちになんらかの腰痛の症状を引き起こしてしまうらしいんです

 

これってすでに国民的病と言っても良い位で、それはまあ普段の私達の生活を考えても必然的な事なんですよね

 

私達ってインターネットの技術やPCの技術が発展してから仕事の大部分が「デスクワーク」という形に変わって来ているじゃないですか

実はこれが大きな問題を引き起こしています

 

元々人間は立って生活する事を念頭に体、骨格、筋肉が作られています

面白い話なんですがなんでもアフリカの原住民に都会の人の腰痛の話をした所

木から落ちたのか?と本気で心配されたといいます

 

常日頃から水や獲物を求め長い距離を歩いて生活する、体を動かし続けている彼らには腰痛という概念自体が無く、腰の痛みとしてあるのは木の上のハチミツを取ろうとして落ちて腰を強打してしまった場合や、狩りをしている時に地面に運悪くぶつけてしまう時くらいだそうです

 

当然人間以外の動物にも腰痛は存在しません

 

腰痛は二足歩行になった人間のいわば両手が自由になった事に対する大きな代償とでも言えるのではないでしょうか

 

 今後よりIT関連のビジネスやインフラが整備されて行く中でより多くの先進国の人々はこの国民の生活習慣病とも言うべき腰痛と向き合うタイミングは増えていくのかもしれません

 

日本人の腰痛と海外における腰痛 - 白人、黒人、黄色人種における腰痛の割合

海外における腰痛の有無について考えた事はあるでしょうか

実は日本人と比べると白人or黒人では腰痛が少ない傾向があります

それは大腰筋の大きさが影響を与えていると言われています

 

大腰筋て何?という所ですが

 

この大腰筋というのは背骨の周り、腰回りから太ももへ掛けて伸びている筋肉です

スプリンターとして黒人が圧倒的な強さやパフォーマンスを見せるのにはこの大腰筋が日本人の大腰筋に比べて3倍近くの強度があるからだと言われています

 

大腰筋は背骨を支え腰椎のバランスを取る役割をしています

 

その為に黄色人種や白人に比べて大腰筋の強度の強く最も発達している黒人では腰痛が少ない傾向があるんですね

 

これは男女で見比べた場合にも言える事で筋力量の関係もあり男性より女性の方が腰痛になりやすい傾向にあります

 

デスクワークによる腰への負荷について

私達の生活の中でデスクワークに従事する割合は常に増え続けています

 

ですが本来は二足歩行するのに最適化された人間の体です

つまり数時間も座り続けているという事自体が

「不自然な状態、格好で過ごしている事」に他ならないんですよね

 

座っている時の腰の負荷は立っている時の1,4倍になるのだとか

 

少し考えて貰うと分かりますが立っている状態であれば太ももや足全体で上半身の体重を受けとめて地面へ力を受け流しますが、座っている状態ですと座って椅子に着地している部分、腰への負担というのは否応無く高くなってしまいます

 

椅子に座っていると一見楽に感じるのですが、「同じ姿勢で腰周りが固定されてしまう」という部分において同じ姿勢で居続ける、それだけに自分が思っているよりもはるかに大きな負担が腰にはかかってしまいます

 

少し想像してもらえれば分かると思うんですが

 

ベッドに横向きに寝っ転がって首を肘と手を三角形にして支える様な状態にしてみてください、5分くらいすると血の流れが悪くなって段々としびれて来てしまいます

寝ている時に肘枕していて夜中に起きてじーんと痺れて「うわっ!!」って感じになる事もありますよね

 

頭と言うスイカくらいの重さのあるものを腕の筋肉や骨で支えるというのがどれくらい負荷がかかっているのかがお分かり頂けるのではないかと思います

 

これは腰の場合も同様の事が言えるのではないでしょうか

 

腰の場合は腹筋や背筋、大腰筋などのより大きな筋肉で保護されているので腕で頭を支えるという程の負担は少ないですが、長い時間デスクワークに従事しずっと椅子に座っている、それにより血流が悪くなってしまったり必要以上の負荷が掛かってしまうのは腰回りでも言える事ではないかと思います

 

学生の頃50分〜1時間で授業に区切りがあった様に、仕事のデスクワークの方であっても、周りに気付かれない程度に1時間に1回は椅子から体を話して腰を捻ったりストレッチする事が効果的である、予防になると言われています

 

今現在腰痛で無い方でも今後の腰痛の予防になるので適度に休憩やストレッチを挟むのはとても大事な事かもしれません

 

座る時に接地する所が硬い椅子に座っている方はこういったクッションを利用するのも効果的です

たぶんしっかりとした大きめの椅子を利用していれば無くても問題無いと思います

自分が最初に腰痛を感じた時に購入したクッションで結構なボリューム感のあるクッションです

腰の尾てい骨あたりに集中して掛かっていた体重を膝裏までカバーする丸い形状とクッションの厚みで逃がしてくれます

 

 

by カエレバ

 

スタンディングデスク

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座るのが辛くてどうやって作業をしようと悩んでいた時に米GIZMODの元編集長のブライアンラム氏の記事を読みました

 

その方はGIZMODの編集長を辞めてからはハワイのビーチからすぐの所で生活しながらご自分でガジェット系のサイトを運営して暮らしているという事でした

 

英語圏の検索ユーザー数っていうのは日本の7倍位あるんですよね(確かうろ覚えですが!)、なもので人気サイトの元編集長という響きもあり、The Wirecutterという1000万PV位(simillerweb調べ)のサイトを月に10回くらい更新しながら暮らしているそうです

 

自分の好きな物を書いて、気が向いた時に自宅から5分のビーチに行く

なんかちょっと夢の様ですね、ちょっと羨ましい

 

ですがそこで他にも「おっ!?」て自分はなってしまったんです

それは彼が使うスタンディングデスクの存在でした

 

ブライアンラム氏はスタンディングデスクとPC、下にはスタンディングマットを引き、近くには休憩用のスツールを用意して作業をしている様でした

 

日本だとスタンディングデスクってまったく馴染みがないと思うんですが、その名の通り立ちながら仕事をするというデスク及びPC作業の形です

 

立ちながら作業をするという事は当然体は自由な訳で椅子にずっと腰掛けている状態とは違って来るんですよね

 

上半身も、腰回りも、足も基本自由です

 

ぶらぶら出来ます、この「固定しない状態」というのが今の日本の作業環境には無かった部分ではないかと筆者は思っています

 

上半身の体重はスタンディングの状態であれば腰、両足へと伝わって行きます

 

当然立っている間「ずっと同じ姿勢」という事はほぼ無いので

なんかふらふらするじゃないですか?(これ筆者だけじゃないですよねたぶん)

 

そういった体を自然に動かし続けている事が重力や体重から来る腰への負担を受け流す役割になっているのではと思います

 

ちょっと怖い話になりますが最近座っている時間が長い人ほど早死にするという記事を読みました

 

スウェーデンカロリンスカ大学のマイリスヘレニウス教授によると「座って過ごす時間が短い程テロメアを長く保つ事が出来る」という事でした

 

このテロメアというのは染色体の末端部分にフタをする様な形で付いていて、DNAが修復や再生を行われる際に染色体の情報が傷付かない様に守る役割をしています

 

私も専門家では無いのでwikipediaより引用してみます

テロメアを欠いた染色体は、細胞によって異常なDNA末端と見なされ、酵素による分解や、修復機構による染色体末端どうしの異常な融合が起こる。

このような染色体の不安定化は細胞死や発ガンの原因となる。また、テロメアは細胞分裂における染色体の正常な分配に必要とされる。

テロメアの短縮は細胞老化の十分条件ではあるものの必要条件ではない。また老化した動物やクローン羊ドリーではテロメアが短かったことが報告されており、テロメア短縮による細胞の老化が、個体の老化の原因となることが示唆されているが、個体老化とテロメア短縮による細胞老化との関連性は現段階では明らかではない。

 

 現段階では確実では無いですがテロメアが老化と共に短くなっていく事が観測されている事/赤ちゃんの時が最長、老化と共に短くなり最終的には細胞分裂が止まる

 

また座ってすごす時間が短い人ほどテロメアが長いという事を発見した研究チームの発見を見るに、ずっと立っていれば言い訳ではないですが適度な運動や座っている以外の立って動いている時間も生きて行く上で大事な事ではないのかなと思われます

 

実際に1日11時間以上座っている人は、座っている時間が4時間以下の人に比べて、早死にするリスクが40%増えると言われています

 

人間は座ると脂肪を分解する酵素が90%減退するのだそう

それに関連してインスリンの値が下がったり、肥満や糖尿病のリスクが上がる事により健康上のリスクが上がるのでは言われています

 

スタンディングデスクの適切な高さについて

このサイトでは自分の慎重をクリックすると通常のデスクタイプの机の場合にどれくらいの高さの椅子、机を使ったら良いのか

またスタンディングデスクの肘の高さ等を計算する事が出来ます

 

通常のデスクの適切な高さ、スタンディングデスクの高さを測る事が

かなり簡単に出来ますので興味がある人は参照してみると面白いかもしれません

 

(1)自分の身長をクリック

(2)すべての項目に自動で数字が入力

Ergonomic Workspace Planner, Workstation Installation Tool

 

スタンディングデスクにも色々な種類があります 

IKEAのBEKANTというスタンディングデスクとかもかっこいいですね

 

自分なりのスタイリッシュな物を探してみると生活感も変わって来るのかもしれません

立ちながら目線は少し下に、ちょうど体の少し前にキーボードが来る様な形で作業する事でデスクワークを立った状態でも最適化する事が出来ます

 

 

スタンディングデスクのかっこいいのがあれば!と思う方がいるかも知れませんが、これは自分の家にある物でも十分に代用する事が出来ます

 

私の場合には昔使っていた「アイロン台」を利用しました

このアイロン台を机の上にポンと置くんですね、そこにキーボードを置いて立って作業するとちょうどいい位置に腕の先端が来る様になっています

 

アイロン台の特性って皆さんイメージ付くでしょうか

私が使っているアイロン台はこんな感じのです

 

by カエレバ

撥水加工がしてあり、ほどほどの反発感(沈み込まない)、それでいてクッション性もある、これって結構手にも優しいですし、飲み物を置いてこぼしてもすぐ拭き取れるって事なんですよね

 

私は長時間PCに向かう時に右手をつく力が強すぎて、鉛筆を握る力が強すぎてタコが出来る様な感じ、なもんで結構腱鞘炎の様に痛みが出る事があったのですがそういった部分に関してもアイロン台を使ったスタンディングデスクはありかなと思いました

 

作業の半分だけはスタンディングデスクで、よく考えながら作業したい時はチェアに座って作業するとかはいいのではと思っています

 

腰痛の原因-筋肉のトリガーポイント

腰痛について調べているとたぶん大体の方が「椎間板ヘルニア」や「腰椎への損傷」など「骨」「椎間板」というキーワードの病気について行き当たるのではないかと思います

 

腰と言う物は構造上背筋や腹筋、背骨、腰椎、太ももの筋肉など多くの要素によって構成されています

 

その為その痛みのある箇所「腰の骨が悪いんだ」「椎間板が、いやいやこの部分が悪いんだ」という風に思ってしまう事も多いのですが

実は「骨」ではなく「筋肉」に異常がある場合がある事が往々にしてあります

 

これは自分の中では大きな発見でいわゆる「トリガーポイント」から来る筋肉の痛みだったりする場合があるのです

 

もう一回言っときます「トリガーポイント」です

 

 筋肉は疲労や血行の不良が続く事で「索状硬結」を起こします

索状硬結とは筋肉を反復して使い過ぎる、過剰な負荷が続く事へのストレスによる筋繊維の帯状の凝りです

 

この索状硬結を起こした部分がトリガーポイント、起点となりそれに伴った「関連痛」を引き起こします

 

例で言うと頭痛やめまいがひどかった人がいるとします

この人は病院に行って頭痛の薬を貰って治療をしていたのですがなかなか治りませんでした

 

ですが、これは実は頭に異常がある為に起こった頭痛ではなく、肩こりがトリガーポイントとなって引き起こされた頭痛だったのです

 

トリガーポイントは痛みや症状の引き金になるポイントを指しますがこれがまさにそうで、肩の筋肉が血行不良、使い過ぎになる事でと首筋や目元など、筋組織の関連する場所への影響を及ぼしていると言えるのではないかと思います

 

逆にPC画面を見続けた事により眼精疲労から影響された肩こりが起こる事もあるのではないかと思います 

 

腰痛の場合も同じで「骨」「椎間板」の症状ではなく実際には筋肉を反復して使い過ぎた事による過負荷の影響が腰に来ている場合が多いい様なのです

 

これが私が腰痛の事について調べ尽くした中で気付いた

腰痛の85%が原因不明と言われる大きなひとつの理由だと思っています

 

考えて貰えれば分かるんですがレントゲンを撮っても、精密検査を行ってもレントゲンであれば「骨」、MRIであれば「骨及び椎間板」の状態は分かりますが筋組織の状態についてはそこからは読み取る事が出来ないのです

 

原因が特定出来ない以上「おそらく○○でしょう」という風に言われると思います

これは私が実際に病院で見て貰った経験です

 

原因が特定出来ない場合、骨や椎間板による異常だけではなく、あらためて筋組織のいずれかの部位が過負荷によるトリガーポイントとなっていないか疑ってみる事が重要ではないかと思います

 

後述する腰痛の治療方法の欄で腰痛のトリガーポイントとストレッチにも触れて行きたいと思います

 

腰痛の原因とタバコについて、タバコの椎間板への影響

私はタバコを吸う習慣があるのですが実はタバコも腰痛の原因のひとつではないかと思っています

 

なぜ腰痛にタバコ?と思うと思うのですがそれには「椎間板」という物の存在をあらためて知らなければいけません

 

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背骨は椎骨というダルマ落としの様な骨のブロックが24個積み重なっている状態で形成されています

 

当然骨だけでは人が動く度に骨同士がごりごり擦れてしまってガリガリと骨を傷付けてしまう訳で、その骨の間におまんじゅうの様なクッション性のある椎間板という線維軟骨が存在しています

 

この椎間板がある事で私達は何気ない動きを自然に行う事が出来、運動やスポーツも楽しむ事が出来ます

 

後述しますが椎間板ヘルニアを起こしてしまうと椎間板が飛び出てしまったり、磨り減ったりしてしまう事で露出した神経を通して痛みを感じてしまう訳です

 

話が逸れましたね、この椎間板なのですが実は血管が直接は通っていません

 

周りの「毛細血管」から必要な栄養素を取り入れているのですが、タバコのニコチンの影響により血液が収縮すると必然的に血液から運ばれてくるべき必要なビタミンCが不足し、椎間板の主成分である「弾力性」の元となるコラーゲンの生成が阻害されてしまいます

 

つまり

(1)タバコを吸う、喫煙する

(2)ニコチンにより毛細血管が収縮する

(3)血流が悪くなりビタミンが不足する

(4)椎間板を構成するコラーゲンが不足する、潤いを無くす

(5)それらの流れにより椎間板ヘルニア、腰痛へ

という様な流れが体の中で起こってしまっているのです

 

もし腰痛の原因が椎間板の損傷や椎間板のクッション性が無くなってしまった事による影響だという場合にはタバコをやめる、禁煙する!という選択も考えなければいけないと思います

 

タバコを吸う人の中には愛煙家も多いいと思いますが、実際椎間板ヘルニア等で決定的なダメージを負った後では回復するのには長い時間が掛かる場合やともすると完全には回復する事はない場合、仕事が出来なくなる場合もあります

 

もし異変を感じている段階であれば思い切ってタバコをやめてみる、より多くのビタミンを摂取するというのも意識的に行った方が良いのかもしれません

 

 

腰痛の原因-体重の増加と肥満について

腰痛を患っている人を想像すると体の大きい人、もしくは肥満の人が思い浮かんだりしませんか?

 

実は見落としがちな腰痛の原因のひとつの要素として体重の増加が上げられるのではないかと私は思います

 

実際腰痛になった時期は仕事を切り替えてデスクワークの時間が増えた時期でもあります、必然的に運動不足の状態が起こり体重が意図せずとも増加、いわゆる部分的にですが肥満となったのが原因ではないかとも感じました

 

人の体の中心を通る背骨はS字のラインを型取っています

 

これには上下から来る振動をクッションの様に受けとめうまくバネの力で受け流す機能を備えているのではと思います

 

ですが体重が増加して肥満になるとどうでしょうか

 

私は20代の頃は気にした事もありませんでしたが最近はお腹にもお肉が付いてしまいます

そうお腹にお肉が付く、内蔵脂肪が付いてくると必然的に背骨のS字カーブへも影響を与えてしまうのです

想像出来ますかね?画像等を参照すると良いかもしれません

 

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背骨のS字の曲線ラインは人間が本来ベストな状態で体重、及び重力からの影響を体の中でうまく受け流す為の作りをとっています

 

その為このS字の曲線がお腹の脂肪で崩れてしまうとどこに影響が出来るのか

それは背骨を形成する24個ある椎骨と呼ばれる骨の中の一番下の5つ、腰椎に影響が出てしまうのです

 

それは簡単な理由で背骨の支点に当たる腰椎に上半身のすべての体重が乗って来てしまう為です

 

実際上半身の体重は腰椎だけではなく腹筋や背筋にも支えられているのですが、運動不足によるお腹に肉が付いてしまうという状態が続いていれば腹筋、背筋が衰えている事も同時に考えられます

 

また背骨の美しいS字のラインがクッションの役割をになっていますので

ここのどこかにS字のラインを邪魔する要素が出て来ると

必然的にうまく逃がしていた体重の重みが一部に掛かって来てしまいます

 

これらの事を考えると体重の増加を防ぐ事、お腹周りの余分な脂肪を出来るだけ取り腰椎を支える筋肉の総量を増やす事も腰痛を考える上ではとても重要な要素になってくるのではないでしょうか

 

腰痛の治療方法について

腰痛の治療方法についてはストレッチと精神的な部分に焦点を宛てて書いていきたいと思います

 

腰痛のトリガーポイントとストレッチ

実は股裏(モモ裏)の筋肉の凝りが腰痛のトリガーポイントになっている場合があります

この股裏の筋肉はデスクワーク等によっても血行不良、凝り固まっている場合があります

 

このトリガーポイントをケアするのは結構簡単で、地面に座って両足を左右前に投げ出します、そのまま上体を前に降ろして股の裏、腰回りを伸ばすイメージでストレッチすればいいだけです

 

よく準備運動とかでもやるやつですが結構効果あります

昔はストレッチして十分に伸ばす事が出来たな〜と思っている人でも

ひさしぶりにやってみると思っている以上に硬くなっているものです

もしかなり硬い様でしたら意識して 寝る前等にストレッチする事をおすすめします

 

ものすごい簡単な事ですがモモ裏を伸ばす事でかなり効果があった様に筆者は感じました

 

ラジオ体操

腰痛に効くストレッチ方法を探している人は多いいと思います

実際に私もいくつかの方法を見つけて試してみたのですが、正直な所を言うと

今現在すでに腰の痛みを感じている人は無理に伸ばす様な形でストレッチをするべきではないと筆者は考えています

 

自分がやってみて逆に痛めたと言うのがあったからなんですが(笑)

 

ただこの部分についてはごくごく個人的な見解ですので人によって、またはその人の状態によって大きく異なってくると思います

 

そんな中でより多くの人にとって効果的だと思ったのはラジオ体操でした

ラジオ体操って小学生やおじいちゃんじゃないんだから(笑)と思ってしまうものですが

あらためて動画等を参照してみると、またはやってみると分かるのですが

すべての筋肉をうまい具合に伸ばして縮めて「体全体」を通して効果的な運動をする事が出来るんです

 

特に腰回りを伸ばす様な動作も顕著で普段は伸ばさない方向にもしっかりとストレッチさせる事が可能です

 

トレーニングをする時なども同様なんですが一部の筋肉をトレーニングする、一部の筋肉だけほぐすというのは、また違う方面への負荷を高めてしまう場面もあるんですね

(筆者は元ラグビー部でトレーニングばかりしてた事があったので)

そういう面を考えてみた時に色々な筋肉を「総合的に」「全体的に」ストレッチする事が出来るというのはとても重要な事ではないかと思います

 

Youtubeのラジオ体操第一、第二

3000万PV近く見られています、それだけ国民性のある体操なんでしょうね

 

 

断食-デトックスと腸内の不純物の除去、精神的な恐怖観念について

たぶん腰痛について「断食」というキーワードに辿り着いた人はそうとう困っている人だと思います、というか探しても探しても原因不明で分からないからこそこの記事に辿り着くのではと思います

 

実際私もそういった知識の小島に辿り着きました

 

腰痛の痛みを解消する為にまず私は最初に休養、運動、ストレッチ等を行いました

それでもなかなか治らなくてもう藁にもすがりたいと言う感じではあったんですよね

 

合わせたら250ページ位はネットで調べたんじゃないかなと

そこで「断食」の存在を知りました

 

断食と言うとインドのお坊さんがする様な宗教的なイメージがあるのではと思いますがここでは大きく2つの要素、(もしくは3つの要素)を解決する為に行いました

 

端的に書いてみます

(1)腸内の不純物を取り除く事によるデトックス効果

(2)精神的な腰痛の恐怖への対処

 

腸内の不純物を取り除くデトックス効果について

さすがに私も精神論で断食を行った訳ではありません

(ちょっとそういうのやばい考え方ですしね)

断食の効果とは何か、それは腸の中にある宿便を取り除く事によるデトックス効果です

 

通常私達の体の中には大量の宿便が存在しています

少し汚い話ですがまあ実際の所の話ですので

この腸の中に存在する不純物は長く放置する事でその老廃物の毒素は血液に流れて全身を巡っていってしまうのです

 

この宿便を体から出してしまうというのは血液を綺麗に保つ為にとても重要な役割を果たすのではと考えられます

 

腰痛と断食の関連性について調べていた時に数年来の腰痛を断食を行う事で解消する事が出来たと言う文章を見つけました

 

僕はこれまで2度に渡ってギックリ腰を起こした。

額に脂汗が浮かぶほど痛いんだ、こいつをやった事のある人なら、その痛みは‘地獄の苦しみだ’って言うのが、よく分かるよ。

一度目の時は3日間の断食を行った、3日目に腰の痛みがスーッと引いて行くのが自覚できた、なにしろ、腰が、何事もなかったように、伸びたんだよね、それっきり腰痛とは、‘おさらば’だった。

其の後10数年経って、もう一度、ギックリ腰になった、この原因は充分理解できた、とにかく毎日暴飲暴食の連続だったから。

此の時も直ちに3日間の断食に入ったが2日目には腰が楽に成って、快癒した事が実感できたよ。

 

‘動物達は強い子孫を残す為に、生殖の時期には数日間断食する、体調が悪いと食べない’と言う事実を知って、僕は益々断食が健康に良いと言う事を納得した。

最近の学説だと過剰に食べると活性酸素が体内に多く発生して、肉体を傷つけると言う事が分ってきている、また老化現象も普通以上に進むそうである。

健康で長生きしたければ、小食で有る事が極めて重要であるかが、更に明白に成ってきているね。

 

断食をやると、当然だが体に栄養素が供給されなくなる、この為に体は自分の体を燃焼して生きて行こうとする、それが何より証拠にはまず痩せて行く、即ち余分な脂肪分を燃焼させて行くので体形が整ってくるんだよね。

次の段階だが、余分な脂肪分が燃焼されると、今度は自分の肉体を燃焼して行くが、ここで重要なのは肉体で一番弱まっている部分を燃焼して、強い部分を残そうと体は働く事だよ。

この為に病気で傷んでいる細胞は最初に燃焼されてしまう、即ち病気の部分が無くなってきて病気が良くなる訳なのさ。断食の効果をこのように説明されると、断食でガンの様な病巣部分が最初に燃焼されて消滅すると言う説明が納得できる。

引用 : 断食-驚異の効果|フィリピン良いとこ、一度はおいで ~不良ジジイのフィリピン日記~

 断食をある一定期間行うと、3日目くらいからだったかな?

体がエネルギーを補給する為に燃焼する機関が切り替わります

普段燃焼されない脂肪や余分な体の組織から消費されて行きます

 

長期間の断食は体への負担も大きいいので安易にはやってはいけませんが、週末のプチ断食などを通して内蔵を休め体の中にある不純物を出来るだけ外に出す、体に貯まった脂肪を出来るだけ取り除き腰への負担を減らすなどは、体型を維持する、血液を綺麗にして血流を良くする事で栄養を必要な場所に送るという部分を含めてもとても現実的で効果のある内容ではないかと思いました

 

断食-腰痛に対する恐怖概念

腰痛って実は自分が腰痛で痛いなと思う精神的な影響で痛みを引き起こす場合もあります

 

小説家の夏樹静子さんが「腰痛放浪記 椅子が怖い」という本で書かれているのですが、この方は原因不明の腰痛に悩まされてていました

 

腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)

夏樹 静子 新潮社 2003-07-30
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by ヨメレバ

 

発症から2年経ってありとあらゆる治療を試み、西洋医学の名医と呼ばれる方、指圧や、カイロプラクティス等の有名な先生の元を訪れます

その度に解決する事は無く絶望で死すら考えたと話しています

 

作家である以上、机に向かう事、椅子に座る事は逃げられない事であり

そのプレッシャーは計り知れない物だったのではないでしょうか

 

そんな中である人から断食療法を行っている医者を紹介されます

藁をも掴みたい彼女はこのお医者様に会って12日間の断食を行うのですが

その結果腰痛を克服したといいます

 

これは腰痛に対する痛みが腰痛の痛みに対する心理的なストレスや恐怖から来てしまった為ではないかと思われます

腰が痛い、腰が痛いと考え続けているうちにそれが本当になってしまうのではという所です

腰痛の方でこの書籍に辿り着いた方もかなりの人数の方がレビューを書かれていますので、amazonのレビューを参照してみるのも良いかもしれません

 

こういった情報を参照した上で自分も実際に1週間程絶食しました

その際に意識として変わったのは、腰痛に対する恐怖の部分に「飢餓感」が上塗りされる事です

食欲と言う原始的な人間の欲求、食事を取らない事で絶えず頭の中が「腹減った〜腹減った〜」という飢餓感に取って変わります

 

この飢餓感が心身的に受けていた、自分の中でぐるぐる回っていたストレスや恐怖心を上書きしてくれたのではと私は考えています

 

薬剤師、鍼灸師の方でレビューしている方がいるので引用させて頂きます

(奏功のメカニズム)

食が絶たれることによりエネルギー源が糖質から脂質に転換し、急激な代謝経路の変化が引き起こされる。

その結果、脳組織の代謝エネルギーも糖質からケトン体に転換せざるをえなくなり脳波はα波の増加、徐波化などの変化を生じる。

このような身体変化と平行して依存性、被暗示性が高まると経験的に言われている微妙な意識の変容状態が生じ、これまで病態になかば固着され、融通性を欠いていた意識は、微妙に柔軟性のある視点を抱くことが可能となのである(参考文献 鈴木仁一「心身症の最近の治療方法」〈心身医学〉日本心身医学会・1987年VOL.27No2)。

 

「頑固者には絶食を、ですか」 12日間の絶食を終えた著者の意識は変革し、次第に主治医の言うことを受け入れていきます。

そして作家・夏樹静子の葬式を出し主婦・出光静子として生きるという段階にまでなりました。

結局葬式ではなく「作家・夏樹静子の1年間の入院」、つまり1年間の全面休筆をし、その1年で 主婦・出光静子は五回の海外旅行と数回の国内旅行をし、完全な健康を取り戻します。

一時は自殺を考えるほど酷い痛みは、生き方・考え方を変えるための天からの ギフトだった、そう考えられた時から指一本触れずに痛みは消えていったそうです。

著者がこの経験から得た学び、世間に与えた反響は予想を遥かに超えるものだったようです。 人間観察の鋭さや深みは増し、作家としても大きな飛躍をとげました。

引用 : 夏樹静子さんの断食体験「腰痛放浪記 椅子がこわい」 - 平地治美の漢方ブログ

 最後に

最後迄お読み頂きありがとうございました

腰痛に関する悩みを持った方がこの記事には今後訪問されるのではと思います

もし自分がこういった方法で腰痛を克服したというここに書いていない情報がありましたら、もし宜しければ一番下のコメント欄にお寄せ頂けると助かります

 

日本の腰痛持ちの方は常時1000万人〜3000万人位いるのではと言われています

すでに国民病とも言える腰痛に対して、中には当時の私の様に絶望的な気持ちでここに訪れる人も少なからずいるのではと思います

腰痛を解決する完璧な方法はまだ見つかっていませんがこの記事が少しでも多くの方の腰痛を解決する為の参考資料になれば嬉しく思います

 

追記メモ(今後書く事)

腰痛と手術について

腰痛に検査と選ぶべき病院

etc

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