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あなたに綴る。とあるブログの黙示録

 

ブログ収入を公開し収益報告する事はデメリットが多過ぎるのでやめた方がいい理由

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ブログの収益報告

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ブログの収益報告が見受けられる様になってから久しくなる

あれは2015年夏の事、イケダハヤト氏の定期的なブログによる収益報告が盛んになり彼のブログの知名度がより上がりはじめていた事だった

収益報告の更新頻度が上がりより多くの人が「ブログ」という物に興味を抱く様になっていた

日増しに上がって来るアクセス数を見ているといかにビジネスとしての「ブログ」のあり方が多くの人に興味を持たれ、そして場所を選ばない働き方、自分らしい生き方が支持されいるのかが見える様だった

アクセス数と共にサロンの収益やアフィリエイトの収益が上がって来ているのは明白だった

その後、その記事を見た人達はブログの可能性に魅了されネットの世界に足を踏み入れて行くのであった

ブロガーにとっての収益報告という文化

その後1年の間に多くのブロガーが誕生した

ブロガーのごくごく一部の人たちはそのキャラクターや交流を通して、より実践的なブログの運営の仕方、どんなテーマにどんな手法を用意てよりアクセスを獲得するのかマネタイズしブログと言う場をよりビジネスライクに捉えるのかを追求して行った

その結果として「収益報告と言う文化」もまたそれがあるのが当然のごとく残って行くのであった

収益報告により考えられるメリット

収益報告を通してより自分の存在を多くの人に周知する事が出来るのは明白だ

誰もが他人の給料や貯金には興味があるだろう

同年代の人はどれくらい稼いでいて自分はどの位置にいるのか

それは誰であっても気になる事なのかもしれない

ただそれは気になっていても普段の生活や仕事仲間、昔の同級生であってもそうそうに聞けるない様ではない為に自分のもやもやした気持ちが残る人も存在する

その点ブログの世界ではそれがさも当たり前の様に公表されているのだから驚くべき事である

これからブログを始める人が何を気にするのか、それはそこにどんな人がいるのかや、実際にどれくらいの収益を上げているのかだろう

収益報告記事の初心者ブロガーへの影響

その収益報告記事やどっかの3ヶ月で30万PVを達成した方法等の詳細が不明瞭な記事をマインドセットにし新たにブログという新しい世界に足を踏み込んで行くのだ

ここでは不明瞭と書いたが実際に成功するまでの軌跡を読み手、書き手共にWINWINになる様な内容で詳細に書いている人もいるが、初期の何も知識がない状態で文章を読んでいいる限りはその情報が有益なのか間違っているのか分からない

その為公務員という仕事を捨てて高知まで有名ブロガーの弟子として行ってしまう人や、新卒フリーランスを始める為に大学に数百万かけて4年間通った末に手に入れる事の出来る「新卒というプラチナチケット」を放棄してしまう人も少なくはない

収益報告によるデメリット

収益報告はより多くの人に周知される為に有効な手法だ

特に初心者の人から見ればこの人のブログは参考にした方がいいと映るかもしれない

だがデメリットも同様に存在する

ここはてなブログでは数万PV、数十万PVを達成しましたという話をさもあたりまえの様に聞く機会が多くある

だが考えて見ると私の通っていた小、中学校は全体の人数を合わせても300人程度、高校は600人位はいたと思うがそんな学校まるまる何個分にも相当する様な人数が検索経由でこれらのブログに来るのだ、その記事の影響力たるやすごい物があるだろう

コメントやアクションをする読み手は限られているが実際に無言で読んでいる人はアクションを起こしている人の100倍はいると考えた方がいい

ブロガーはより多くの人に見られるのが目的で自分の個性をブランディングして記事の題材やブログの構成に打ち出すのが仕事だがアフィリエイターなどの物を売る事を生業としている人達とは違いニッチな悩みを持つ人以上により広い意味での読者に見られる事も意識しなくてはいけない

ブロガーの収益報告のデメリットを詳細に箇条書きにしてみる

これは筆者のその他のブロガーとしての視点

(1)収益報告を見た時にどんな理由でその収益報告を得たのか収益報告の記事を一通り読む

(2)記事内検索で「収益報告」「アクセス数」「ASP」というキーワードで検索する

(3)それぞれなぜ収益が上がったのかその理由は?アクセス数が上がった理由は?アクセスのある記事のメインのキーワードボリュームと訪問者の属性を考える

(3)訪問者の属性に対してどの様なASPを使って収益を上げる為の施策をしているのか注視する

(4)記事全体を見渡しどの程度の記事数でどの程度のボリューム(文字数)、ブックマーク数がついているのかを見る、他の記事の信用度でその記事が上位表示を出来るドメインとなっているのか、カテゴリーごとの記事数と評価について考察する

(5)必要があればそのブログ全体をsimillerwebやSEOチェキ、その他の分析ツールで分析する

いちブロガーの観点から考えただけでもこの程度の事は分析する

ブログの見方によってもより多くの情報を考察する事は出来るだろう

shijinblog.hatenablog.com

この1〜2年ブログ飯という言葉はネットの中で市民権を得て来た様にも思うが実際の所は両手の指で数えられる程の人しか「プロブロガー」を名乗る事が出来るレベルの人は存在していない

その為「ネットの世界のプロの事業者」からはプロブロガーとは「アマチュアが名乗るもの」としてしか周知されていなかったのである

だがここに来て月間の収益が100万を越すブロガーも現れて来た

敢えて名前を出す事はないが、もし気になる様だったらこのブログを読者登録して今後さらっとマネタイズに成功したブロガーを紹介する記事等を書いた時にでも読んで欲しい。今回は方向性が変わって来るのでその部分に関しては書かないつもりだ

アフィリエイトを生業にしている人達の収益報告の仕方

プロのネット事業者としてアフィリエイトで収益を上げているアフィリエイターがいる

彼らは「谷の人」とも言われ一部のtwitterの交流上でそのコミュニティが出来上がっている

彼らは一般のブロガーの収益の100倍以上の収益を独自のサイトの情報を提供し読み手の悩みを解決する事で報酬として得ている

これまではブログはお遊びという風にしか見ていなかった人達もここに来て「見過ごす事の出来ない状況に来ている」様に感じた

そのきっかけは「ポケモンGO」による莫大なトラフィックとがひとつのトリガーになっているのかもしれない

「ポケモンGO」は2016年7月末の現在莫大なトラフィックを抱える一大スマホアプリとなった

 

そのトラフィックに興味を持った玄人(くろうと)がこれまでの専門方向性へ向いた記事から大衆向けの記事を書く事により、ある種の「ブロガー回帰」「アマチュア回帰」を果たしたのである

そこで今のリアルなブログの影響力を目の当たりにしたのではないだろうか

これまで参入して来なかった分野の記事テーマ、記事に対応したASPを通してこれまで「アマチュアのみの世界にプロも参戦して来た」のかもしれない

いまこの瞬間2016年の7月末が今後のブログ界隈の転換期になっている可能性は非常に高いと言えるのではないだろうか

リアルビジネスで考えた場合の露出する事により多くの人に周知された場合の影響

少し話をリアルビジネスよりに戻すが昔「東京チカラ飯」という焼き牛を提供するお店がブームになったのを覚えているだろうか

2011年6月に初出店をしたのを皮切りに2012年6月末までに100店舗越え、その後年間300店舗、最終的には1000店舗を目指すという風に大々的に触れ回り多くの取材を受けて大衆に発信したのだが2014年6月にはブームが収束した事により7割の店舗を移譲し、最終的に2015年5月には会社自体が消滅している

ここでの教訓はあまりに自分達の商品の人気をテレビや雑誌の取材で触れ回った事、これは広告費を掛けずにより多くの人の注目を集める事が出来るし良い面もたくさんある

だが結果容易に代替え出来る「松屋」や「吉野家」が同じ様な商品を手供する事で収益の柱である商品の優位性を失い廃業に追い込まれたのである

 

またDMMというそっち系の分野で有名な会社があるが、いまでは英会話やFX、「艦隊これくしょん」などオンラインゲームを含む大きな事業の柱がいくつも存在する

この企業の会長亀山敬司氏とホリエモンの対談をどこかで以前見た事があるのだが、DMM英会話などで言えば既存の先行する事業者達は上場してどれくらいの資産があり、どれくらいの事業投資しているのかが手に取る様に見れるが(上場企業は企業内の事業戦略や資産流動等を株主に伝えなくてはいけない為)、上場していないDMM側は相手からはどの程度の規模やスピードで拡大しているのか未知数で対応する暇を与えなかった事が後発の企業であってもその分野で1位、2位を争うまでに成長して来た大きな理由と言えるのではないだろうか

最後に

より多くの人の目に止まるというのはメリットもありデメリットも存在する

それまで「相対的に競合がいなかった為」に成功した物が一夜にして無に帰す可能性があるのがインターネットの怖い所だ

月収7ケタが一夜で0へなんて事もまた無い訳ではない

いまブロガーの方で真剣に取り組んで結果を出している人、自分の生活の上でその収益が不可欠である人は安易に収益報告をネット上に公開しない事を筆者はおすすめしたい

これまで大切に育てて来た大地を他の者達に踏み荒らされる様な事の無い様願っている

(ひとりで書いて来た分野に数十人規模を動員して入って来る事もあるからね)

ではでは!

 

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