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あなたに綴る。とあるブログの黙示録

 

新卒フリーランスのプラチナチケットは1度しか使えない

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新卒フリーランス

ここ数日40社受けて内定0のブロガーさんが新卒フリーランスになるという記事が盛り上がっていましたね

www.iwata09.com

800ブクマ、facebookのシェアが500という事は恐らく5万〜8万人くらいが見ているのかな〜と思ったりして見ていますが

最近新卒でフリーランスになったという方の記事が注目を集める機会が多く、プロを目指すブロガー界隈での話ですが、ひとつのトレンドとなっている様な気が致します

新卒のプラチナチケット

大学卒業を経ての新卒はいわゆる就職に置けるプラチナチケットと呼ばれたりしています

普通中途採用ですと、何らかの仕事の実務経験が3年以上、大卒+IT系の技術が必要等の応募条件を見掛ける事があります

私はリーマンショックの影響で新卒では就職出来なかった人なのですが、(元々大学ではなく専門職の勉強をしていた事、その後に自分で事業をはじめたりした期間があった為)、ある時会社員で頑張ろうかなと中途で色々仕事の応募に挑戦しましたが正直かなり苦戦したのを覚えています

それもそのはず中途であれば「即戦力」「実務経験」が第一条件として採用担当の頭に浮かぶのは当然の事なんですよね

会社と言う組織の本質的なあり方としては資本主義社会の利益の追求、株主への利益の分配が最上位に置かれる命題なのですから

後になって頑張りますから入れてくださいといっても難しいのです

リーマンショックの世代や就職氷河期の世代、それぞれにかなりしんどい思いをした人もいるのではないでしょうか?

そういう視点からすると40社落ちたからフリーランスって何言ってんだよと思うと思いますが、私は正直彼に今からでもブログ続けながらでも就職した方がいいんじゃないのかい?一生に一度のチャンスなんだし就職するのも悪くないと思うよと諭してあげたい気持ちです

自分も年なんでしょうね、30才ですがまだまだ若い子が今後自由と共に大きなリスクを背負うのをどうしても心配してしまうんです

もちろんフリーランスで頑張ればうまくいけば成功出来るのかもという可能性は大いにあります、応援したい気持ちもあるんですよね

プロブロガーという選択肢をプロのアフィリエイターの生き方から読み解く

「ムショクでチョキン0だけどタイ移住」の付利意雷布亜氏

今回はプロブロガーという最近流行の言葉が上げられていますが、私は個人的に好きなアフィリエイターの方の生き方をブログで読んでいた際に、彼らがそこに至るまでの壮絶な記録や経験を読んで来ました

ムショクでチョキン0の付利意雷布亜さん(id:asiaasia )、はてなブログでも「踊るバイエイターの敗者復活戦」で有名ですよね

彼のアフィリエイターになった経緯は会社員-フリーター-ニート-アフィリエイターという感じで彼の壮絶な記録が下記の記事で書かれている

2011円6月イギリスから帰国し、この頃には集客の中心だったブログのアクセス数は1日5000PVを突破、ブログや掲示板から呼び込んだアフィリエイトサイト合計で15万円を越えて、前の月の2倍以上の伸びを記録する。

この時の突発的な伸びはFacebookなどソーシャルによる拡散、はてなブックマークで人気記事に取り上げられたことも大きかった。

このままアフィリエイトで暮らせるかも!という期待も大きく膨らんでいた。まさにアルバイトの毎日で希望を失っていた人生に一筋の光が見えた時だったと思う。

しかし、ここから地獄を経験する。前々からあったネット上での嫌がらせがどんどん悪化してきたのだ。

「ネットで稼ぎ、海外で生活するという夢がもう叶わない・・・」 涙しながら、1日5000PV以上のブログ、いくつかの荒れた掲示板を消し、他のサイトも一時閉鎖する。この頃が一番の地獄で、外にも出られなくなり、精神的に病んで正直自殺まで考えた。あと、ちょっと変な衝動にかられたら、今の自分はいないと思う。

参照:ネットで稼げるようになるまでの2年間を話そう。

 会社員を辞めてから作った自分のサイトが嫌がらせによって閉鎖せざるを得ない状況になってしまった、フリーターとして先の見えない未来にアフィリエイトというひとすじの光が見えた、私は何度も彼のサイトを訪れどこか自分の事の様に涙ながらに読みふけってしまう場面があります

 「アフィリエト野郎」のパシ氏

またアフィリエイタークラスタの中で有名な「アフィリエイト野郎」運営者のパシさんのブログでは

努力のベクトルというのは良く言われることで、「努力はベクトルと量が伴っていて始めて報われる」という話ですね。

努力って何でしょうか? 少なくとも、リアルタイムに「オレ頑張ってるなぁ、ワタシ努力してるなぁ」と思っているようなものは努力ではないと思います。振り返ってみて、あの時頑張ってたなというのはありますね。

出典:環境を整える事で人は成長する | アルビーノブログ

私自身は営業も接客もできないので、アフィリエイトしかやるつもりはありませんが、別の人に新しい事業を始めてもらうのはありだなと思っています。出典:最近考えていること | アルビーノブログ

 この方は軽く努力の話をしていますがかなりプロになるまでに壮絶な努力をしています

いくつかサイトを所有されているのでどこで見てきたか定かではないのですが、1年目は1日15記事〜20記事、2年目が10記事〜15記事、3年目以降5記事〜10記事、今でも1日5記事は書いているとどこかで書かれていたと思います

営業も接客も出来ないだけれど常人には真似する事が出来ない程の文章を書く為の「努力をする才能」があったといえるのかもしれません

1日15記事ってなかなか想像出来ないと思いますが、私が800文字程度の記事を1日20記事書いていた時期は4時間床で寝る時間以外18〜20時間はすべて机に向かって記事を書いていました、パシさんのブログはもっと内容が濃いですし、アフィリエイトでやるのであれば記事のライティングの他にアフィリエイトリンクなど設定しなければいけない事もあります、そう考えると1記事1時間〜1時間半掛かってもおかしくはありません

そうなると15時間〜22時間程度普通の人であれば記事を仕上げるのに必要なのではと容易に想像出来ます。もし仮にどんなにライティングの技術や早さがあったとしても15時間以上は2年以上机に向かっていたのではないでしょうか

村上龍の小説家という職業についての話(回想)

村上龍という芥川賞を処女作で取った有名な小説家がいますが、彼も浪人してから入った美大の4年時に卒業出来るかもわからず就職先も見つかっておらず、お酒や、薬、女に溺れた生活の中でふとノートに走らせた文章の一節がもしかしたら最後まで書ききれるかもしれないと書いたのが限りなく透明に近いブルーだと言われています

後日13歳のハローワークでは小説家というのは誰でもなれる、ただそれは小説家としての選択肢しか持ち得ない人がなるべきものだと言う趣旨の話をしていました

新卒のフリーランス宣言と1度きりのプラチナカード

アフィリエイターや小説家で成功して来た方達は多くの場合(私の見てきた限定的な場合かもしれませんが)他に生きる選択肢がなかったからこそ死にもの狂いで成功を勝ち取ったのではないかと思っています

それほどまでに「自由」や「夢」「成功」を勝ち取るのって難しいんです

だからこそ彼らの事を私は尊敬していますし目標にしています

新卒のフリーランス宣言、宣言出来るのは新卒カードを使える大学4年生と同じで1度きりです

むしろブログであれば1回しかエントリーは許されない

この1回の新卒フリーランス宣言と言うプラチナカードを生かすのか殺すのか、それは注目された記事の後に続く記事がどれだけ多くの人の心を惹き付けるのかに掛かっているのではないでしょうか

 

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