教師の部活動顧問負担問題に付いて、中学高校教師の休日は返上されないといけないのか
中学高校教師の部活動顧問の負担について
ニュースサイトを読んでいるとふとこんな話題が話に上がっていた
以前より度々話題には上がる事があったのだが、話の内容はこうだ
公立中学に新しく赴任した30代の教師は自分がやった事の無いスポーツの顧問を任された。平日は朝7時から朝練、夕方は19時頃まで夕の練習、土日も朝から夕方まで練習の付き添いに、休みはほとんどなく35連勤が実際には行われていたそうだ
(九州の公立中学教師)
この教師は馴れない未経験のスポーツだと言う事もあり書籍等を購入して夜に読みながら指導を行って来た、だが保護者から”部活動”に指導に対するクレームが多く寄せられ、子供が成長する大事な時期をより良い物にしたいという気持ちがあってだとは思うのだがこの教師はストレスからじんましんを発症してしまい、病院へいく時間すらない為に結局翌日には部活動の指導に赴かなければいけなかった
これを校長先生に相談した所、”部活動”の顧問になる事は半場教師としての義務とたしなまれたそう、その翌年の部活動の顧問を決めるタイミングですべての書面での記入を断りこの部活動顧問から離れる事が出来たそうだ
部活動顧問の給料や手当評価は
中学では部活動というのはそもそもが学校の指導要領の一環として位置づけされているそうだ、場合によっては部活動での実績が評価の対象となりうる場合もあるそうだ
基本的には部活動に付き添った時間はボランティアとして見なされている
休日出勤で4時間以上の場合に3000円の手当が出るそう
この「教師 部活動顧問 評価」というキーワードで検索してみた所興味深い内容のQ and Aが寄せられていた
多くのメディアが問題を取り上げてはいても実際に現場にいるのは教師だ
その教師の生の声を引用という形でこちらに記載してみたいと思う
現場の教師の生の声、メリットやデメリットについて
【Q】
中学生(公立)の頃、所属していた部活動の教師(35歳位)の言葉ですが、「部活の顧問なんてやったって、俺には何のメリットもない。給料がもらえるわけでもないし、休日にわざわざ出てきてやってるんだ」と言われ続けたことを、いまだに思い出します。
当時の私は「教師にとっては、学校側から割り振られれば断れない、嫌な仕事のひとつなんだろうな…」くらいに聞き流していたのですが、実はきちんと手当などがあるらしいと耳にしました。
真偽のほどは、いかがなのでしょうか?
休日手当てや残業手当て、好成績を残した教師への特別待遇・賞与・出世などなど色々と考えられますが、いかがでしょうか。
また、それらがたとえ有ったとしても、教師にとってはやりたくない仕事なのでしょうか?(情熱を持って指導にあたっている先生方は別として)
さらには、小・中・高では違いはあるのでしょうか。
ご存知の点だけでも結構ですので、どうぞ宜しくお願い致します。
【A1】
正直いって、やりたくないですね。昨日今日と部活動でしたが、4時間以下なので手当はなし。学校まで遠いのに、ガソリン代はなし。
部活動顧問は断ろうと思えば、組合を縦に断れます。それでも出るのは、まぁ成り行き、優柔不断・・・でしょうか。
職場の中にはまるっきり部活の負担がない人もいます。
この土日を返せ~!といったところでしょうか。
小学校ではその手の趣味のある種目の方はやっています。
高校もそうです。でも、管理顧問の場合は、休日はお休みです。
情熱をもってやっている顧問もいますが、自分が勝ちたい、優勝したい、そのための生徒。ですかね。そういう方もいる、ということです。
【A2】
中学校教員です。 事実をありのまま書きます。
まず、平日の部活動の取り扱いですが、教員には残業手当がつきませんので、基本的にボランティアということになります。 休日についてですが、4時間以上の部活動を行えば、1200円支給されます(時給300円になりますね)。
4時間以下ならばボランティアです。
つまり、休日手当はないに等しく、残業手当もないし、好成績を残した教師への特別待遇もないし、賞与、出世には関係しないのです。
また、小・中・高には違いはないと思います。
部活動を担当するメリットとしては、生徒とのつながりを密にできたり、生徒の違う面を見つけたり、伸ばしたりすることができる、これが一番です。
教員の場合、給料のことを考えれば、全く割に合わない職業なのです。
部活動の指導に熱中するあまり、「家庭と仕事とどっちが大事なの」論争となって家庭崩壊を起こした教員もたくさんいますし・・・。
教員というのは、自分を犠牲にして、奉仕することが仕事なので、「部活の顧問なんてやったって、俺には何のメリットもない。
給料がもらえるわけでもないし、休日にわざわざ出てきてやってるんだ」っていう言い草はないですね。
ただ、もう少し労働条件を改善して欲しいなとは思います。
【A3】
公立の中学と高校で教員をしていました。
運動部と文化部顧問の経験があります。 部活動手当ては中高ともありました。
ただ、総額が決まっているので、自分は一切申請した記憶がありません。
確か、公費つまり県や市からの予算ではなく、PTA会費や後援会費から出されていたと思います。
多くの学校にはメジャーな運動部が幾つかあり、そこの活動時間は跳び抜けて長いので、手当ての大部分はそういう部活顧問へ行っていたと思います。
ただ、それでも、時給に直すと、とてもひきあわない額だったはずです。
しかし、部活は楽しかったですよ。クラス経営ですと、同じ学年の中で、横並び意識が働き、自由に色々なことが出来ないのです。
その点、部活は一校に一つだし、生徒も自分で参加する人たちだけなので、クラスとはまったく違った経営が出来るのです。
自分は20代から40代までしか顧問をしませんでしたが、ある程度軌道に乗って、生徒が自主的に活動しだすと、ほんとに楽しいものです。
教員側の動機付けとしては、生徒とふれあい、自由に活動できること、これが第一でしょうね。
管理職狙いの先生方もいて、彼らにとっては実績を上げる機会となっているように見えます。
校務分掌の中で、部活が一番不平等な結果になるものなのです。
ほとんど自分が競技経験のない運動部の顧問につかされることさえあり、その部活に毎日数時間立ち会うと言うのは、正直言って気が引けます。
反対から言って、自分の専門のある先生は強いですね。
運動部、文化部通して、自分の経験を生かして活動が出来ますから。
教職希望の方は部活動顧問ができると言うのは大きな売りなので、ある程度そういうことについて、準備されておいたほうがいいかと思います。
部活動の顧問の負担問題について思う事
さすがに説得力のある内容が書かれているなと思いました
私自身中学時代はバスケットボール部に所属、3年時には帰宅部という別名もある読書部に、高校ではラグビー部に参加していました
中学のバスケットボールは夕の練習メインで先生が椅子に座りながら喝を飛ばしていたのを覚えています、とても厳しい練習で都大会などを目指してやっていた記憶はあるのですが確かに土日も結構やっていてその場に教師もいた様に思います
読書部は週に1回の帰宅部で英語の女性の先生が担当してくれていました
先日結婚式に行った友人もこの部活で(私と途中から加入)週に1回の帰宅部でしたがよく英語を先生に図書室で教えて貰った記憶があります
高校のラグビーはそれは激しい物でした
私はほとんど部活メインで学校にいっていた様な物でほとんど授業は寝ていましたが、朝練は生徒の自由で7時から走り込みと基本的な練習、昼も生徒主体でトレーニングと基礎練習、夕方の練習には先生が来ていましたね19時頃まではやっていたのかな
休日もほぼ練習でそこにも先生は必ず来ていた様に思います
ラグビーをよく知られている50代後半の先生だったと思います
部活は雨の日も外でやりますし、雪の日も外でやります
例外的に土砂降りでグラウンドが練習をすると荒れてしまう、走れないほどの状況(ぬかるみ等で)の場合には中でトレーニングですが、そんな寒い場所、雨の中でも一緒に傘をさしながらマネージャーと一緒によく練習を見てくれていたと思います
女性生徒にちょっかいを出して昔先輩に囲まれた事があったらしいですが(笑)、それくらいのあほな話は聴いた事がありますがよく車で練習に駆けつけてくれて、夏休みなどには合宿に来てもくれていました
合宿の夜にはお酒を飲んで大人はのんきにやっているなと当時は思っていましたが、大人になった今考えて見ると頭が上がらないほどに追力してくれていたのだなと感じます
「安西先生…!! バスケがしたいです……」
スラムダンクの三井が不良とつるんでいた現状から脱した先生を前にした名言ですが、これもきっと少年達を優しく見守ってくれた先生がいたからなんでしょうね
だからこそ、部活動を支えてくれる先生方の負担が減る様な仕組みを考えてみたり、皆で意見を出し合ってみる、現場の声に傾てみる事は大事ではないのかなと思います
「終わりの」ワンポイントPR
教師の方の中には正直部活の顧問で休日も無い様な状態の方もいるのではないでしょうか。教師と言えどひとりの人の人生ですから、もし可能であればより普段の生活が生きやすく楽しい物になる事を選ぶべきかなと思います
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休日が無い時間が無いというのはとても大きな機会損失です、出来るなら自分の環境を改善してプライベートな時間を充実させる事で、今後の人生をより豊かなものにする事をおすすめしますよ
気軽に出来る感じなんで宜しければ参照してみてください
MIIDAS公式ページ
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