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あなたに綴る。とあるブログの黙示録

 

転職回数が多い事で不利になる時代は終わった

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ども!、SHIJIN(@gustave_buzz)です

昨日こんな記事を読んでいました

blog.tinect.jp

この記事では転職回数が少ない40才の男性がはじめての転職活動で、なぜこれまで転職をしてこなかったのかと面接官に問われる場面が書かれています

 

「それ、他でも言われたよ。「15年以上もなぜ転職を考えなかったのですか。外の世界を見ようとは思わなかったのですか。」って聞かれて「仕事が面白かったから、特に気にならなかった。」と答えたら、「初回の転職というのが気になる」って言われた。」

彼は15年以上一つの会社に勤め、それなりに研鑽を積んだ。 だが会社の業績が悪くなり、転職を考えよう、としたところ、今度は「転職経験の少なさ」ともう一つ、「チャレンジ精神のなさ」を指摘され、行き場が無い、という状態だ。

 とても興味深い内容で時代もあるのかなと私は感じました

好景気下での終身雇用の定着

これまでは転職回数が多いとすぐに仕事を辞めてしまう人材として、あまり相手の企業としてはいい顔をしないという認識だったのですが、時代が移り変わって来る事でその流れは変わって来たのではないでしょうか

これまでの日本の社会では一社で勤め上げる事が美徳ともされていて、「年功序列」「終身雇用」が普通の社会でした

 

うちの父親は団塊の世代だったのですが、確か35年くらいはひとつの会社に勤めていたのではないかと思います

この終身雇用というのを調べて見ると大正末期から昭和初期まで遡るそうです

当時は熟練工の離職率がとても高く5年以上の定着率が1割だったそうです

人が定着しない事は企業にとっても大きなコストとなっていたのだとか、その後第二次世界大戦で一度はこの考え方は衰退したのですが、1950年の好景気「神武景気」、1960年の高度経済成長期の「岩戸景気」など好景気の時代を背景に「定期昇給」「退職金」「定年制度」などが確立されていったという事です

不景気での定年制度の崩壊

逆にここの10年以上は「リーマンショック」「ITショック」「就職氷河期」こういったワードが出て来る事からも分かる様に不景気が続いて来たのではないかと思います

実際私も30才ですので同年代の方は生まれて景気の事を考える様になった頃にはすでに不景気であると言う強い認識があったのではないでしょうか

 

逆を言うとここ10年位はビジネスの世界でもめまぐるしい程の動きがあり、特にIT分野での成長や変化はすごい物があったのではないかと思います

そんな中で生き抜くのは「企業のビジネスモデル」であっても、「ビジネスマンのスキル」においても、どうやったら生き抜いていく事が出来るのか、どうやったら今求められているビジネススキルを獲得する事が出来るのか考え抜いて習得し続ける作業が必要だったのではないでしょうか

転職回数が多い人のビジネススキル

自分の中でイメージに合うのは2人いて、一人目は「はてなブックマーク」の生みの親でもある伊藤直也氏です

彼の経歴はニフティー -はてな-グリー -フリーランス-一休

(すべて把握で来てないので間違ってる部分もあるかもですが)

彼の経歴を見ているとどこにいっても目立つ位置にいて業界が違った場合にもその存在感は薄れる事がありません、伊藤直也経歴と検索してみてのですがインタビューが多過ぎて正確な全体像が掴める物が無かった程です

転職回数が多い事で不利になる時代は終わった

もう一人該当する方が私の知り合いにいて、当時その年上の友人とルームシェアして暮らしていたのですが相当なやり手だったのを覚えています

私が19才、彼が23才だったのかな、当時自分は家を出てったばかりの頃で、彼は自分にとっての兄の様な存在でした

18才で上京して来て大学に通いながらバイトをし、19才になる頃にデザインの勉強をする為夜間の専門学校に通い、デザイン会社のインターンとしてキャリアを始めたといいます

その後大学の勉強を通信制に移行しデザイン関係の会社の正社員として入社、その頃は初任給くらいの20万前後だったのではないでしょうか

その後3社転職し23才の自分と住んでいた頃にはデザイン関連のディレクターとして働いていた会社の給料+フリーランスで請け負っていた仕事で月の給料は60万を越えていたそうです

ちょうど一緒に住みはじめて数ヶ月経った頃には業界大手の企業から月給50万でマネージャーの仕事をしないかというのを頂いていた様ですが普通に断っていました

 

この彼の経歴を見ているとすごなと思うかもしれませんが、実際の所かなり勉強している時間も多かったのを覚えています。自分は専門分野ではないので分かりませんがかなりの量の書籍と専門のソフト等を導入して勉強したりしていました

今ではどこかの企業のITコンサルタントとして年収もかなり上位に位置しているのではないかと思います

転職回数が少ないと転職で不利になるのか

実際に目の前で彼の様な人を見ているのでこれまで一社だけでやって来たという事は、「人柄が良く」「社内で必要なスキルもある」「対人関係も良い」「落ち着いている」、そういった事は想像出来るのですが時代がどんどん早く動いている中では圧倒的に「他の会社で通用するスキル」が不足しているのではないかと思ってしまうのです

自分も割と色々な仕事をして来たタイプなのですが、15年、20年の間一社だけでやって来た方の場合「その会社でしか通用しないスキル」ばかりが強くなってしまった方も多いのではないかと感じました

特に企業の風習や独特の雰囲気がある場合にはさもそれが普通という感じになってしまうので外部から来た人はその雰囲気にうってなってしまう事もあるんですよね

 

現在の実情を考えると転職回数が多すぎる事や少なすぎる事というよりも、どこまで自分を高めようと勉強したりスキルアップを図って来たのかが重要なのではと個人的には感じる内容でした

「終わりの」ワンポイントPR

今現在就業している方の場合はなかなか転職サイトに触れる機会がなく、また転職回数が多い方にとっては転職エージェント等では扱いが難しい場合があると思います

MIIDASという転職診断があるのですが、こちらのサイトでは自分の履歴や経歴を元に5分程度で自分の「適正な年収」「市場価値」を算出し、「面接確約のオファー」を無料で確認する事も出来る様になっています

もし自分のキャリアでどの様な結果になるのか気になる方や、今後の自分の可能性を確認したい方にはおすすめです

はっきり言って今の20代、30代の方が他の選択肢を取った場合の年収や待遇を知らないのは大きな機会損失だと思います。いつまでも同じ会社が残り続ける世の中ではなないからこそ、その他の選択肢を知っておく事も大切だと思いますよ

 

MIIDAS公式ページ

 

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