君の名は。と共に見る歴代アニメ映画興行収入ランキング
PHOTO BY 映画『君の名は。』公式サイト
「君の名は。」と歴代アニメ映画興行収入ランキング
昨日こんなニュースを読んでいました
新海誠監督の映画「君の名は。」が公開から28日で興行収入100億円を突破したというニュースでした
君の名は。をはじめて見掛けたのは山手線の電車の中での全面広告だったのですが、いまの電車は進んでいてポスターや吊り型の広告と共に液晶画面でのCMの様な形での告知をしているんですよね
そこでは都会、田舎ふたつの世界で生きる少年と少女の世界が交わるその一瞬が描かれた様なそんなCMが流れていました
新海誠監督と言えば
2002年ほとんどの作業を一人で行った「ほしのこえ」が多くのデジタル、アニメ部門の優秀賞を取った事を皮切りに
2004年「雲の向こう、約束の場所」
2007年「秒速5センチメートル」
2011年「星を追う子供」
2013年「言の葉の庭」という素晴らしい作品を作り出して来ています
この辺はHuluやNetflix等の動画配信サイトでも配信しているメディアがあるので自分も何回か見ていたんですよね
最初に見たのは「言の葉の庭」で、学校生活から逃げたい時に雨の日に新宿御苑に足を運んでしまう少年と同じ様な境遇の女性の出会い、と言うなかなか普通のアニメ番組やテレビでは表現出来ない様な作品でそれがまたなかなか深い内容で感動してしまったのを覚えています
それを皮切りに過去の作品も見る様になったんですよね
以前でしたら「映画でアニメ」と言えば宮崎駿監督の作品だったのですが、今現在は体力的な問題もあり、外の人間からしてもあんなに年を取ってきつい作業に取り組んでもだいじょぶかなとという期待と共に不安もあって見守っている方も多いいのではと思います
後続になるはずの宮崎駿監督の息子さんが「ゲド戦記」を見る限り言い方が悪いですがぱっとしなかった事や、だいぶ前になってしまいますが「耳をすませば」で素晴らしい作品を作り多くの支持を得た近藤喜文監督が47才で無くなってしまった事、その後に任せられた後継の監督も「宮崎駿監督の作ったジブリの色」を受け継ぐ事が出来ずに大きな花を咲かす事が無かったので(これはごく個人の感想ですが)、そういった事もあって年々新海誠監督を筆頭とする新しい世代に対する世間の期待値も高かったのではないかと思っています
ここブログ界隈でも「お題」という形で公開初日に多くの方が感想を記事にされているのを見て、「なんだか時代が変わりそう」そんな空気を感じました
文章ってやっぱり感じて、思って、伝えたくてはじめて綴れるんですよね
そういった人の気持ちを動かす事の出来る作品だからこそ波紋の様に広がったのかなと感じます
映画の公開期間について
映画の公開期間を調べてみたのですが
中規模のヒット-1ヶ月〜1ヶ月半
話題作、ヒット作-2〜3ヶ月
大ヒット作-3ヶ月以上もある事も
どうやら映画がどの位ヒットするのかっていうのは映画館側もすぐには判断出来ない様ですので最初から期限が決まっている事は少ない様です
1ヶ月〜1ヶ月半という期間であらためて考えると結構短いんですよね
1ヶ月で100億いっているという事を考えるとあと2ヶ月位は公開されるんでしょうか?
映画は最初のうちだと込み過ぎて入れないんで満席が続く時期の少し先迄やって欲しい所ですね
正確な終了日が知りたい場合は映画館のホームページ等で○月○日終了と出る事が多い様です
それではこれまでの歴代を
100億円というのがどれくらいの規模なのか気になったので調べてみました
歴代アニメ映画興行収入ランキング
【10位】借りぐらしのアリエッティ-92,5億円
【9位】モンスターズインク-93,7億円
【8位】トイストーリー3-108億円
【7位】ファインディングニモ-110億円
【6位】風立ちぬ-120億円
【5位】崖の上のポニョ-155億円
【4位】もののけ姫-194億円
【3位】ハウルの動く城-196億円
【2位】アナと雪の女王-259億円
【1位】千と千尋の神隠し-304億円
最後に
やはり宮崎駿監督の「ジブリ」そして「ディズニー」が強い印象です
どの作品も良かったなと思うんですがもののけ姫以前の「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」あたりも、いまの知名度さえあれば10位以内の記録を塗り替えられるのではと思ってしまいます
海外の方は結構昔の宮崎アニメを知らない方が多いので個人的にはもっと知って欲しいと思ってしまうんですがね
ただ、以前より日本のアニメに対する日本や世界の人々の興味も広がっているのではと思います
「君の名は。」は2016年9月の現状では歴代アニメ映画の興行収入ランキング9位、これからまだ公開の日数があるのでもしかしたら3位以内にも入るかもしれません
このたったひとつの映画が今後のアニメ映画の立ち位置を大きく変えていく可能性もあるのかもしれません、それでは今日はこの辺で
さよなら、さよなら、さよなら
小説 君の名は。
小説 君の名は。Another Side:Earthbound(特別編)
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