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あなたに綴る。とあるブログの黙示録

 

夏バテの原因、ミネラル不足やエアコンによる自律神経の不調を元に読み解いて行く

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夏本番、ここ東京も照りつける太陽が眩しいです

それと共に気温もガンガン上がって来ていますね

この時期社会人の仕事や学生の部活で夏バテできっついなと思っている人は多いのではないでしょうか

せっかくの夏を楽しむ為に今回は夏バテの原因や対策などを書いていきたいと思います

夏バテの原因

夏バテの原因はそもそもなんなのか

気温が高くてとにかくバテるって感じはあるんですよね

少し調べてみた所いくつかの要素が重なって夏バテに繋がっている事が分かりました

(1)体内の水分とミネラルの不足により夏バテに陥っている事

(2)消化器官の不調による栄養不足

(3)家や仕事場、電車などで使われているエアコンの体感温度の差異による自律神経の不調

他にもいくつのかの要素があるのですがこれらの要素が大まかに夏バテの不調の原因になっている様です

夏バテってなんとなくしか頭にイメージが湧かなかったんですが、あらためて考えてみると、とても合理的な体の状態異常による体力の低下だと言える事が見えて来ます

体内の水分不足とミネラルの不足

基本7月〜9月の頭くらいまでは暑いなと感じるのですが、気温の上昇は気付かぬうちに体の水分を奪っているものです

健康に関する知識をテレビ等でも紹介しているので大まかに知っている方も多いと思いますが、暑さの中に身を置く事で汗を通して多くの水分を失って行きます

その水分の中にはミネラルという人間の体の働きを助ける役割をする物も含まれていてそういった物も流れ出てしまうんですよね

ミネラルは人間の体において5大栄養素と言われており、人間の体を維持するのに必要な要素「必須ミネラル」と言われているのですが、これらのミネラルは体重の4〜5%を占めているそうです

成人男性の場合だと3,5kg、成人女性だと2,8kg相当になるのだとか

必須ミネラルの内50%がカルシウム、25%がリン、その他のミネラルが残りの25%を占めています

あらためて考えると人間の体の1%程度はその他のミネラル群で構成されているのですからミネラルが不足する事による体調の変化が感じられるのも納得出来る話ですね

主要ミネラルと微量ミネラル

必須ミネラルは「主要ミネラル」と「微量ミネラル」に分けられるそうです

主要ミネラルと微量ミネラルを不足するとどうなるのか、またそのミネラルの働きという視点で見てみましょう

主要ミネラル( 7つ )

カルシウム

カルシウムが不足すると動機、息切れ、アレルギー、イライラなどの症状が出るそうです

カルシウムは骨の形成を助けると共に血液の凝固作用、筋肉の収縮、神経の興奮の抑制など体を巡る血液や神経のコントロールにも影響して来るミネラルです

神経の興奮の抑制という所が自律神経の不調にも繋がって来る部分なのかもしれません

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リン

リンが不足すると骨粗鬆症や骨軟化症、関節炎、だるさ、食欲不振、集中力の低下等が出て来ます

リンはリン酸カルシウムとして人の骨や歯などをより強固に構成する為の役割をになっています

また心臓や腎臓、脳をはじめとした神経の伝達を助けビタミンB群の吸収を助ける役割も担っています

マグネシウム

マグネシウムが不足すると神経が興奮したりイライラしたり、胃弱になったりします

マグネシウムは骨や神経の構成にも役立っているのですが筋肉の中にはカルシウムの3〜5倍含まれているのだとか

成人の体の中には30g程存在するそうなのですが、その量が不足すると体調の変化は著しく感じる必須ミネラルだそうです

強いストレスに晒されると尿からも排出されマグネシウムが不足する原因となってしまうそうです

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カリウム

カリウムが不足すると疲労感、めまい、倦怠感、食欲不振、吐き気、便秘などを起こしてしまうそうです、どうやらこの辺が夏バテの症状と似ている様に感じますね

このカリウムというミネラルは細胞の浸透圧を調整し体内の水分を保持、調整する役割を担っています、このカリウムはナトリウムの腎臓での吸収を調整してくれる役割もあり血圧の上昇を抑え調整してくれます

カリウムは熱に弱い為調理で加熱する際に30%程度失われてしまいます

またナトリウムと共に排出されてしまうミネラルでもあるので夏の汗をかきやすい時期等は積極的に取るべきミネラルだと言えるのかもしれません

ナトリウム

ナトリウムが不足すると血圧の低下や吐き気、頭痛、めまい、筋力の低下、疲労感の増大、日射病などの影響を受けやすくなります

食欲不振などもおこし夏バテの影響を連想させる症状が出ますが、多くの場合に日本人は塩分(ナトリウム)の摂取は多い傾向にありますので必要以上にナトリウムの摂取は意識しない方が良いのかもしれません

1日に必要な食塩、ナトリウムの摂取量

ナトリウム=食塩のg数では無いとの事、計算方法は以下になります

ナトリウム量(mg)x2,54÷1000=食塩相当量

成人の場合汗や排出物を通して1日に排出される不可避損失量が食塩で1,5gだそうです

最低限1,5gは補給する必要があり

成人の男性の場合は8,0g未満

成人の女性の場合は7,0g未満が推奨されています

欧米では摂取量の上限は6gとされていますが日本の場合醤油や味噌等の食生活の習慣により摂取する割合が高い為に海外に比べ高い位置に設定されています

また子供の食塩摂取量の目安として以下の厚生労働省の出しているグラフも参考にすると良いかもしれません

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(A)2013 年の WHO のガイドライン 3)が推奨している摂取量(この値未満)。小児(1~17 歳)は推定エネルギー 必要量を用いて外挿した値。

(B)平成 22 年、23 年国民健康・栄養調査 5)における摂取量中央値。

(C)(A)と(B)の中間値。

(D)(C)を小数第一位の数字を 0 又は 5 に丸めた値。↓はその後、下方に(8.5 を 8.0 に、7.5 を 7.0 に)平滑化を施 したことを示す。これを目標量とした。

厚生労働省の食塩摂取基準策定検討会報告書を参照

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000114400.pdf

 Dガ目標値(数字未満を推奨)、Bが実際の日本人の摂取量中央値

どの年代でも取り過ぎな事が分かりますね

そう考えると食塩を取ろう的な流れより、ナトリウムと一緒に失われるミネラルを意識して補給するのが望ましいのかもしれません 

硫黄

硫黄が不足すると皮膚炎やシミの原因になります

髪や皮膚、爪等を作る為に重要なミネラルだと言われています

また有害なミネラルが蓄積する事を防ぎ解毒の作用もあります

塩素

塩素は胃酸である塩酸を作り出す役割を担っています

塩分の吸収と共に塩素も吸収される為に通常は十分に取れていると言っても良いのかもしれません

微量ミネラル( 9つ )

鉄、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、亜鉛、クロム、コバルト、モリブデン

量が多いので体への作用等そのうち気が向いたら書きますw

マルチビタミン&ミネラルを利用する

なかなか普段からすべてのミネラルをバランス良く補給する事は難しい事かもしれません、そういった時にうまくサプリを利用すれば高水準の栄養補給を普段から行う事が出来るかもしれません

amazonで参照してみると思いのほか通常の価格よりも安いので驚きます

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消化器官の不調による栄養不足

汗と共にミネラルが失われる事で食欲不振に陥る原因を作っている事を少し書きましたが、食欲不振により本来食事で取る事が出来るその他の栄養素も失われてしまうというのが夏バテのもうひとつの原因です

また胃酸の元である塩酸(塩素)は大量の汗をかく事で不足して行きます

その為夏場は胃の働きも弱くなっていると言えるでしょう

胃酸の働きが弱くなっている際に冷たい飲み物などを急激に取ってしまうと胃を壊してしまったり、胃腸の温度を下げて必要な酵素の働きも弱くなる事で体力を落とす原因となってしまいます

エアコンと自律神経の不調について

どこいってもエアコンがついていて、むしろつき過ぎではと感じる筆者なのですが

仕事で動いていたりするといいんですけど止まっていると寒過ぎる位なんですよね

このエアコンによる自律神経の不調というのも夏バテの大きな原因となっています

自律神経とはそもそも何か?

自律神経というのは体の機能を調整する役割を担う神経です

この自律神経は交感神経と副交感神経というふたつの要素で成り立っています

自律神経

主に昼に活動している神経で活動や緊張、ストレスなどを司ります

適度に脈拍を調整したり消化を促したり、汗をかいたりして体の活動を調整してくれています

副交感神経

主に夜に活動する神経、体の休息や修復やリラックス等を司ります

自律神経のが乱れるのは我慢をしている時、ストレスを感じているときです

その為急激な気温の変動、外は暑く部屋の中は寒いと言う状態だと知らないうちに体は必要以上の緊張状態になってしまいその結果自律神経の不調、体調不良や夏バテにも繋がってしまうのかもしれません

ちなみに屋外と屋内の温度差は5度以内が望ましいのだとか

参照リンク

エアコンを出来るだけ使わない為には扇風機を使って自然の風を利用する事も健康上とても有効な手段と言えるのかもしれません

扇風機の種類にも色々ありますので興味がある方は一覧を参照してみてください

shijinblog.hatenablog.com

夏バテの対策

考えられる夏バテの一番有効な対策は原因を見て行くとミネラル分や栄養の十分な補給では無いかと思えて来ます

ミネラルや栄養の不足により体の状態が思わしくない方向に向いて行く事、エアコンや気温の変化により自律神経が乱れる事で極度に体に緊張状態のストレスが掛かって来る事も夏バテの原因のひとつと言えるでしょう

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